支援を受けるきっかけ
株式会社Mentor Forは、その前身であった、株式会社MANABICIAの時代より、大企業の中で活躍する女性のキャリア形成とリーダーシップの発揮を支援するため、社外メンターの企業への導入・運用をソリューションとして提供する企業として発展して参りました。
弊社は、早期に大手企業様にご注目をいただき、導入をいただいたことで、飛躍のきっかけをいただきました。現在は、国内企業や外資系企業、地方自治体なども含め、規模や業種も多様で、多くの組織の、社員キャリア形成に、弊社のサービスが導入されています。
私自身、大学院で教育学を修了しておりますが、企業の経営という分野では、専門的な教育を体系的に受けた経験がなく、お客様に恵まれて、会社が成長してゆくに従い、経営者としての課題を、様々な点で抱えるようになりました。
そのような課題の解決に悩んでいるとき、そしてまた、私が家族の事情でドイツに住んでいる時に、URVグローバルグループの松本先生が発信されている、マイベストプロのコラムを、検索エンジンから拝読する機会があり、そこから、URVグローバルグループのグループサイトで、松本先生が実際にコンサルティングされておられる事例等も読ませていただきました。
オーナー社長をサポートして、中小企業を次の成長軌道に乗せる!経営者の弱みを補強して売上を伸ばし、強みをさらに伸ばして新規事業を立ち上げるなど、相談者一人一人の個性を大切にしたコンサルティングで中小企業を成長させる。副業から始めて、独立で成功したい人も相談可能。
そこで、グループのメールからお申し込みをさせていただき、松本先生に、最初は、無料のカンファレンスをお願いしたのち、いわば、私の「経営のメンター」として、松本先生に、有料のコンルティングのお願いをさせていただきました。
松本先生の経営コンサルティングのやり方は、月に2回、3時間のカンファレンス実施を基本の単位とされています。この中で、弊社をあらゆる面から分析され、多方面に及ぶ課題を、解決に導く指導をしていただきます。ドイツ在住時代から時差を超えて様々なお話をさせていただきました。
松本先生は、アメリカの経営大学院でMBAを取得され、ニューヨークの大手コンサルティング会社で、世界の多くの企業を指導され、そして、今は、御自身で、総年商20億円を超える企業グループを率いて経営をされておられます。
松本先生のご指導は、外資系ご出身のコンサルタントという肩書には似つかない、非常に優しく、人間味のあるもので、様々な御自身の現場のご経験を踏まえた実践的な内容からなっています。
私が、カンファレンスの際に、時折お話してしまう弱音にも、優しくお付き合いいただき、毎回、カンファレンスでは、的確な、納得感のある指導をいただいております。
会社組織の変更と、一般社団法人ビジネス・キャリアメンター協会の立ち上げ
弊社のお客様は、いずれも企業の将来の成長を見据え、女性の活躍を推進されられる企業様です。そのようなお客様が、厳しい目で、女性の管理職育成のソリューションを選ばれる中で、弊社にご用命をいただくのは、弊社が豊かな経験をもつ多様なメンターをマッチングできること、そして企業課題の寄り添いながら伴走することに着目をいただいているからと自負しております。
そのため、弊社の課題は、お客様からのご用命をいただくことに先行して、多様なメンターを育成し続けることにあります。
松本先生は、カンファレンスのスタート時点から、このことを看破され、弊社が、単に、メンターを募集するにとどまらず、社会経験が豊富で多様な人を集めて、メンターに育成する機能を独立して構築することが重要であると、私にご指摘をいただきました。
まさに、私も、その点が、弊社の成長に欠かせないポイントであると共感いたしました。
企業は、いかに広告や宣伝を行っても、お客様のニーズに相応しい優良なサービスを、お客様からのご用命に先行して開発し続けられなければ、成長できません。
このような課題を、松本先生とのカンファレンスの中で直視し、社内でも話し合いを重ねた結果、私は、弊社の機能を、企業のお客様に対するサービスに特化させるとともに、弊社とは別に、一般社団法人ビジネス・キャリアメンター協会を設立して、多様ななメンターの育成を専門とする機関として、これを位置付ける組織改革を実行する決断を致しました。また、メンターという概念や、メンタースキルを普及し、社会の中でメンターの認知度を上げるといった私たちMentor Forの思いにも、この決断はつながっています。
それと同時に、弊社の社名をメンターサービスに特化させるために変更し、現在の、株式会社Mentor Forと致しました。松本先生には、商標戦略なども含め、幅ひろい観点から、アドバイスをいただき、お陰様で、スムーズに組織の改編を進めることができました。
大きな成長軌道へ
組織変革の結果、株式会社メンターフォーは、企業や自治体様に対しての、メンターによるサービス提供に事業を集中することになりました。一方、一般社団法人ビジネス・キャリアメンター協会は、メンターの育成や交流に力を集中する体制が出来上がりました。
今、外部環境的には、東証改革により、東証一部市場が、プライム市場に改変される中で、海外の投資家の視線を重視することを求められた大企業が、女性の幹部・管理職への登用を一層重視しはじめておられます。その中で、弊社は、多くの優良企業様から、ご注目をいただいており、新規の問い合わせが相次いでおります。
これを予想して取組みはじめたメンター育成の強化の「車の両輪」が順調に稼働しています。
もし、今までのやり方や勘だけに頼ったやり方をしていたら、会社の成長が止まっていたと思います。松本先生とのカンファレンス 、そして、その後に集まってきてくれた素晴らしい仲間と共に、現在は前に進んでいる感覚があります。
そして今は特に経営者として、先を見越して、戦略的な経営を行う必要性を、今は、ひしひしと感じています。
私のように、現場に立っている、プレーイング・マネジメントは、どうしても、現場の直近の事象に目をとられがちです。そうすると、数年先・数十年先を見越して、投資や経営資源を構築する戦略的な視点が弱くなってしまいます。
そのような意味で、弊社のことを徹底的に把握・分析していただき、大きな視点に立って、戦略的なアドバイスを外部の視点でいただける、松本先生のような経営コンサルタントが、不可欠なのではないかと、私は、今、感じております。
今後の経営戦略
今、弊社が手掛けている女性管理職の育成のメンタリングサービスは、大きな時代の波に乗っています。
しかし、松本先生は、商品ライフサイクル論のもとに、商品・サービスは、必ず成熟期から衰退期に至ることを指摘され、今からの新規事業の構築の必要性をご指摘いただいています。
経営者は、事業が成長している時点で、次の時期を見越して動いていかなければなりません。
現在、私は、真剣に、松本先生にお手伝いをいただきながら、そして素敵な経営メンバーや心強い仲間たちとともに弊社の戦略的な「次の一手」を検討をはじめております。
是非、これからも、松本先生をはじめとする、URVグローバルグループの皆さまのお世話になると思います。これからもいろいろと壁打ちやご相談をさせていただくと思いますが、どうぞよろしくお願いします。