株式会社フリーバス企画
大企業勤務時代に担当した業務を、独立後の事業として起業。
その事業を大きく飛躍・成長をさせることにご支援をいただきました。
株式会社フリーバス企画 代表取締役社長
神 俊行様
支援を受けるきっかけ
私は、もともと、大手住宅設備メーカーに勤めておりました。その際、そのメーカーで、高級ユニットバスの企画を担当いたしました。ところが、そちらの会社が様々な理由から、その事業から撤退をしてしまったのです。
そこで私は、その会社を退職し、その会社が撤退した事業を起こすため、株式会社フリーバス企画を創業しました。今から、20年以上前の話になります。
フリーバス企画は、創業後、大手住宅メーカー様からのお仕事を中心に、お風呂の専門メーカーというニッチなマーケットに集中し、実績を地道に積み上げて参りました。
そのような中、ユニークなお風呂を創ろうと、ある企業様と共同で、展示会に出展をした時でした。URVグローバルグループの最高経営責任者として、松本さんが、そちらの企業の社長様からのご案内を受けて、展示会にご来場されました。
その折、そちらの社長様からのご紹介で、私は、松本さんと名刺交換をさせていただきましたのが、松本さんとの出会いでした。
その後、松本さんが、弊社の高級ユニットバスに特化した弊社の事業にご関心をお持ちになり、URVグローバルグループが運営するプレスの取材で、弊社を取り上げていただき、取材をいただきました。
そのようなきっかけで、弊社の事業を深堀をされて、理解された松本さんに、経営コンサルティングをお願いしたのが、URVグローバルグループさんとのお付き合いのきっかけです。
マーケティングでの課題の気づき
株式会社URVプランニングサポーターズさんから、弊社に社長の松本さんが担当となり、毎月2回のカンファレンスがはじまりました。
松本さんは、弊社の財務の分析からスタートされましたが、その中で、注目をされたのが、弊社のお客様の構成と、それに向けた販路でした。
弊社は、創業以来、主に大手の優良な住宅メーカーが、お風呂に特別のこだわりを持つお客様に提案をされる際、その「武器」として、弊社の提案力を活用され、それによって、住宅メーカーさんが受注をされる中で、住宅を新築・リフォームされるお客様のお風呂を、弊社が施工をお引き受けする、という、受注パターンが主力の販路でした。
そして、その際のエンドのお客様の意思決定者として、私は、無意識に、住宅設備に拘る男性のお客様(つまりご主人様)を想定していました。
弊社の販路は、住宅メーカーやリフォームメーカーさんを通した受注、いわば、下請けであり、男性を想定したハード面での強みが売りだと、松本さんは分析をされました。
私は、松本さんから、次のような検討課題を投げかけられました。
■検討課題
「今後も、住宅メーカーさんやリフォームメーカーさんの営業力を後ろで支えるだけの販路で、御社のマーケティングは、よいのでしょうか?」
「住宅を建築するお客様の、最終意思決定は、ご主人様だけで行うのでしょうか?」
この問いかけは、私の胸に、強く刺さりました。
住宅メーカーさんやリフォームメーカーさんは、確かに、今後も弊社の強い販路の一つであることは間違いありません。
しかし、だからと言って、
弊社が、その営業力を後ろで支えるだけでいいのか?
下請け体質の企業は、切られてしまえば、確かに非常に弱いのではないか?
弊社が、エンドユーザー様に対して直接提案を強く発信し、むしろ弊社の造るお風呂を創りたいために、それができる住宅メーカーさんを選んだというくらいまでの、強いお客様からの支持を受けなければ、弊社は生き残れないのではないか?
こう、思うに至りました。
加えて、住宅に関する意思決定者ということについても、思い当たることが過去にたくさんありました。
ご主人がどんなに凝ったお風呂を創るんだと意気込んでも、奥様が、現実面の視点で反対されてしまうと、商談が壊れてしまうというケースが、過去にたくさんあったのです。
住設面のハード提案には、弊社は非常に強いのですが、生活面やお風呂の活用面という観点からの女性をターゲットにした提案を、中心に発信を変えなければ、ご家庭の意思決定を掴むことはできないのではないか?
URVグローバルグループの経営コンサルティングは、私がお風呂のプロとして、そこに精通し過ぎている故の経営上の盲点を、見事に指摘をされたのです。
経営コンサルティング部門と、マーケティング部門の共同体制へ
このご指摘に従って、私も、弊社のマーケティングの見直しを進めたいと考えました。そこで、URVグローバルグループに、お願いをすることに致しました。
経営支援事業をされている株式会社URVプランニングサポーターズの松本さんに加え、マーケティング支援事業をされている株式会社URVテクノインテリジェンスから、松本さんのご指名で、マーケティング支援事業の責任者でいらっしゃる花川 愛梨さんが担当につかれ、松本さんの経営コンサルティングと、花川さんのマーケティング施策の共同実施体制によるカンファレンスがスタートしました。
そして、コーポレートサイトの抜本的制作のし直し、会社商品カタログの制作など、次々に、マーケティングの施策が実行されていきました。
サイトをリニューアルし、月間数万のページビューを出すまでに成長
会社のサイトということでいえば、以前に制作をお願いしていた会社では、かなり高額な費用をお支払いしたにもかかわらず、その内容のコンテンツはすべて私が準備し、短期間での制作をされた後は、サイトの更新などを放り出されてしまいました。
一方、株式会社URVテクノインテリジェンスでは、サイト制作や商品カタログを、補助金の対象としていただき、URVグローバルグループの安達国際行政書士事務所の安達先生が、花川さんと連携していただき、補助金申請まで含めて、しっかりと、サポートいただいたことで、実質的には、非常に少ない負担で、かなりしっかりしたサイトが出来上がりました。
加えて、サイトの制作の後も、制作を担当いただいた花川さんが比較的安価な費用で、サイトの更新とコンテンツのアップやリライトを総合的継続的に進めていただいています。
そして、弊社の販売事例のお風呂が出来上がるたびに、花川さん自身が、お客様に取材をいただき、インタビューページや実績ページを作成いただいております。
加えて、ハードの説明になりがちだった、これまでのサイトから、写真やイメージ、そして、生活の中での豊かなお風呂の活用シーンなどを、感覚的にご提案いただけるページを、株式会社URVテクノインテリジェンスのイラストレーターの方の制作いただいたイラストで、表現をいただきました。
お風呂という場面は、お客様の生活での活用を写真で表現することができないことから、女性の主人公をイラストにしていただいたページは、非常に、説得力あるマーケティングの施策となりました。
月2回のカンファレンスでは、Googleアナリティクスの分析結果を、毎回、花川さんが私に説明頂き、どこのページがどれだけアクセスがとれているか、アクセスされた方が、どのような動線を辿っているかを、丁寧に私に説明をしてくださり、そのうえで、どこのページを注力してリライトをしていくべきなのか、弊社の何にサイトにいらしたお客様が興味を持っておられるか、非常に具体的にわかりやすく、説明をいただいています。
このような努力の成果でしょうか。
弊社サイトは、どんどんアクセス数が上昇し、リスティング広告など一切していないにも関わらず、毎月コンスタントに数万のページビューを稼ぐ、ビックサイトに育ちました。
広告料に換算したら、月間数百万円分に相当する成果を、一切広告に頼らずに、コンスタントに出すサイトに、花川さんに育てていただきました。
高級なインテリア雑誌のような商品カタログへ
弊社がそれまでに使っていた商品カタログは、住設会社のカタログらしいハードを重視したものでした。
これを、松本さんの提案で、コンセプトを大きく改めました。弊社でもっとも人気のある、天然木のお風呂を、「我が家の秘湯」というブランドに纏めていただき、和風や洋風の、これまでの事例を、まるで美しい作品集のような、気品の高い冊子にしていただきました。カタログが、お客様にとって、あこがれのお風呂の事例集のようなカタログに生まれ変わりました。
サイトからのご連絡に対して、このカタログをお送りすることで、商談の成立率が格段に上昇しました。
株式会社フリーバス企画 商品カタログ
売上高の増進軌道へ
このようなマーケティングの抜本的な改善をいただいたおかげで、弊社は、新型コロナ禍でも、過去最高の売上高の更新を続けることができました。
株式会社URVプランニングサポーターズの松本さんが顧問を務められる会社は、どこも、新型コロナ禍で、売上を落とした企業がないとのことですが、正攻法の経営やマーケティングを指導され、時代の先を読みながら、経営指導をされる松本さんを見ていて、それも、うなずけると感じています。
今後の戦略
弊社は、これまで、お風呂の設計施工に特化して、20年間事業を行ってきました。
そして、今、コロナ禍の中で、「お家需要」の高まりの中、地方回帰や自分らしい住まい方を求める、心の豊かなお客様に、大きく支持を受けるようになりました。
そこで、お風呂以外の領域にも、自分らしい住まい方を提案する個性的な領域を拡大したいと考えております。
そこで、今、URVグローバルグループさんにお願いをし、新たに、新商品ブランド「Free Japan Style」を立ち上げることに致しました。
日本の古きよき住まいの伝統の中に根差した、囲炉裏や縁側の企画提案施工というニッチ分野で、自分らしい住まい方を求める人たちに、個性的な住まいの提案を行って参ります。
そこで、Free Japan Styleの専用サイトを、株式会社URVテクノインテリジェンスさんに立ち上げていただきました。
同社が展開するモデル芸能事務所DRISAKU®︎所属の紫雲 綾さんをFree Japan Styleのイメージモデルに採用させていただき、日本の良さを表現するサイトに仕上げていただきます。
モデル芸能事務所DRISAKU®︎所属 紫雲綾 プロフィールはこちら
将来的には、日本の文化ともいえるお風呂を楽しむ生活、そして、日本の住まいの良き伝統を、海外にも紹介し、広げていきたいと、海外進出支援の専門家でもある松本さんとお話しています。
今後とも、是非、URVグローバルグループさんの広域な企業ご支援のお力をお借りして、弊社を益々成長させていきたいと感じております。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
COMPANY INFORMATION
株式会社フリーバス企画
《 所在 》
●本社
神奈川県川崎市高津区久末1778-1-316
●ショールーム
-
- 新宿ショールーム
東京都新宿区新宿1-2-1 1F 403 ギャラリー内 - 世田谷用賀ショールーム
- 新宿ショールーム
東京都世田谷区用賀3-12-19 マドビル2F
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株式会社フリーバス企画
サイト企画制作&SEO支援・コンテンツマーケティング・ブランディング開発支援・企業用イラスト企画制作 総合プロジェクト
長年にわたって積んできた実績事例の集大成を基礎に、高いサイトデザイン力と、SEOを目指した取材力・コンテンツマーケティング力を発揮した、サイト企画制作。
最もお客様に高い評価をいただいた商品開発と、そのブランディング。
そして、お風呂という「裸のプライベート空間」の用途提案を行うための、キャラクターイラストの開発による、プロモーション。
URVグローバルグループのマーケティング支援事業の持つ総合力を、いかんなく発揮したプロジェクト事例をご紹介いたします。
株式会社フリーバス企画 代表取締役 神 俊行様インタビュー
富裕層の戸建て住宅・別荘や、タワーマンション向けに、夢のようなお風呂を創り上げる、お風呂の専門企業 株式会社フリーバス企画。
今、新型コロナ禍のお家関連消費需要を追い風に、新しいWebマーケティング戦略を仕掛け、これまでの受注の中心だった住宅メーカーやリホーム会社からのルートセールスによる受注案件を従来通り重視しつつ、新たなサイト戦略で、着実にBtoCマーケティング で、個人のお客様の琴線にふれ、直接受注の増大に成功を続ける。
そして、2022年。更に、アフターコロナに対応する、住まいの提案「FREE JAPAN STYLE」の提案も開始。