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実績紹介

海外進出支援事業

株式会社Cホールディングス 海外進出市場調査・不動産物件調査・海外事業計画立案

株式会社Cホールディングス

(同社とのご契約の関係上、正式名称の表示を控えさせていただき、「株式会社Cホールディングス」と表示の上、成功事例として掲載させていただきました。また契約上の機密保持義務により、機密保持義務に反する事項の記載も控えさせていただいております。)

年商100億円を超える、ベンチャー商社企業。

上場企業へのTOBによるM&Aも活発に行い、グループ年商1000億円を目指して急成長を遂げておられます。2024年、スタンダード市場上場の飲食企業を、TOBによって買収され、グループとして飲食事業に進出をされました。

海外進出市場調査に至るまでの経緯

株式会社Cホールディングスは、2024年に、東京証券取引所スタンダード市場に上場する企業の50%を超える株式を、TOBによって取得をされました。そして、この企業の事業価値を劇的に高めるプロジェクトを、この企業とともに、企画の立案を開始されました。

国内の不採算事業の撤退や、高採算事業への新規進出を打ち出されるとともに、株式会社Cホールディングスが重視されたのは、海外の飲食事業への進出です。

人口減少が止まらない日本は、将来的に飲食マーケットが縮小するとともに、その労働力の確保がますます困難になるため、飲食事業のサービス低下は、今後、避けられません。そうなれば、サービスのロボット化や調理の自動化などで、飲食事業の付加価値は、大きく減退すると予測されておられました。そして、このような未来を想定して、海外に飲食事業の展開のエリアを完全に移しているURVグローバルグループに、海外での飲食事業の展開のノウハウの提供と、進出先調査・事業の企画立案を求められました。

株式会社Cホールディングスの代表と、URVグローバルグループの代表の松本尚典が、幾度も打ち合わせを重ねました。そして、URVグローバルグループの海外事業展開に大きな信頼をいただき、両社は、海外進出支援契約を締結し、ここに、株式会社Cホールディングスのグループの飲食事業海外進出のプロジェクトが立ち上がったのです。

サービス提供企業

進出先として、フィリピン マカティ市を提案

飲食業の海外進出で、日本企業が陥る間違いがあります。

日本企業は、他の日本企業が多く進出してしまっているエリアを進出先に選びがちです。食材の販売会社が既に現地にあり、他の日本企業が成功している事例を真似て出店をする傾向が、日本企業や中国企業の傾向です。

しかし、この傾向が、日本企業や中国企業の飲食事業の、多産多死を生み出している原因であると、私たちは考えています。

他の企業が多く進出しているエリアは、既に、マーケットが成熟しており、競争が極めて激しいレッドオーシャンのマーケットです。その地域にある販売会社が売る食材は、他の飲食店でも利用できるため、それを利用しても、全く差別化ができません。他の日本企業が成功している事例を真似ても、日本のような市場規模がない国では、二番手以降の企業となり、価格戦略でしか勝ち目はなくなります。

日本国内とは比較にならないほど膨大な初期投資がかかる海外進出では、価格戦略で戦うことは、薄利を生むため、ローカル企業に勝てません。

このような考え方では、飲食の海外進出は決して成功できません。

URVグローバルグループでは、日本企業の大企業の進出が極めて少ない、進出が難しい市場をあえて選択することを勧めています。そこに向けて、現地法人を作って独資で進出し、食材の独自貿易システムを作り上げ、他社が全く展開しておらず、真似が難しい料理と、コンテンツの組み合わせを独自に構築し、ブル-シャンマーケットで、圧倒的な一番店を創りあげ、売上と利益が圧倒的に出せる進出をするのが、URVグローバルグループのやり方です。

株式会社Cホールディングスは、上場企業をTOBで買収することができる資金力を持った強い企業ですので、株式会社Cホールディングスへの御提案は、まさに、URVグローバルグループが自社で行っているノウハウを、そのままご提案いたしました。

その結果、ASEAN諸国にて、最もGDP経済成長率が高いにもかかわらず、外資規制が厳しく、貿易規制が厳しいフィリピンを、あえて進出先として提案しました。

そして、そのエリアとして、フィリピンのマニラ経済圏で、最も富裕層が集まるマカティ市に、第一店舗を構えることを企画し、提案しました。

市場への案内を繰り返し、不動産物件のリサーチまで、納得がいくまで現地での案内を繰り返す

もちろん、最初から、このような考え方がクライアント企業の関係者の方、すべてに理解されるわけではありません。

日本からの海外進出を検討する企業では、いずれも、日本という成熟マーケットで勝ってきた企業です。日本のような成熟した市場で成功する企業は、他社の成功モデルを基礎に模倣戦略から入り、圧倒的な資本力で他社を抜き去っていく(あるいは、M&Aで買収してゆく)戦略が、勝ち組の戦略といえます。

しかし、成長が激しい新興国には、全く、他社の成功モデルがありません。したがって、市場には、顧客が存在するわけではありません。このような市場で勝つためには、模倣をする対象は存在せず、P・ドラッカーが企業の究極の目的と掲げた「顧客の創造」を行い、事業を創造することが、圧倒的な勝ち組の戦略といえます。

株式会社Cホールディングスも、最初、かなり戸惑われました。しかし、株式会社Cホールディングスの代表は、一代で100億円企業を起業された、極めて優れた感覚の経営者ですので、現地の視察を繰り返す中で、フィリピン市場が、絶好のマーケットであるということを悟られ、その戦略を、URVグローバルグループに全面的にお任せいただきました。

メトロマニラ マカティ市 発展する経済力と都市の風景

不動産物件の契約の支援、そして、いよいよ実業準備開始段階へ

株式会社Cホールディングスのご担当者と、URVグローバルグループCEOの松本尚典は、何度もマカティ市に渡航し、マカティ市を隈なく歩いて、出店の候補地を絞ってゆきました。そして、現地の不動産会社の紹介物件を絞ってゆきました。

そして、飲食建築のデザインを担当するURVグローバルグループパートナー企業の一級建築士事務所07BEACHの近森一級建築士、飲食メニュー設計を担当するURVグローバルグループパートナー企業の高野誠社長も、現地入りしました。株式会社Cホールディングスのご担当者と、URVグローバルグループCEOの松本尚典を含む4名体制で、絞り込んだ不動産物件を最終的にすべて現地視察。

これまで、ベトナムをはじめとする新興国に高級飲食店を成功させてきたプロの厳しい視点から物件を検証してゆきます。エリアや建築・集客やブランド構築など、あらゆるプロの観点から、最終的に候補物件を絞り込みます。

そして、オーナー企業とCホールディングスとの契約条件交渉を詰め、ついに不動産物件の契約を成立させることに成功しました。
事業は、ついに、出店地が決まり、実業立ち上げの段階に至ったのです。

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