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実績紹介

人材教育キャリアデザイン事業

THE BWB Makati 日本飲食現場インターンシップ

THE BWB Makati

日本のブランド牛の一頭買いを生産者から直接行い、日本の優良な食材を、フィリピンに直接輸入して、富裕層に焼肉と日本料理の複合のコース料理を提供する、日本式焼肉料理店。
フィリピンで近年に認められた、日本企業の資本100%・日本人代表者の企業が、直営で運営する、フィリピンでは、非常に新しい、本物の日本の食を提供する店です。

The Best Full Blood wagyu barbecue
THE BWBブランドの、フィリピン一号店が、THE BWB Makatiです。

URVグローバルグループが、THE BWB Makati 現地採用の幹部候補社員対象のホスピタリティの総合研修を、日本で実施

フィリピンでは、近年に至り、飲食業での、外資100%、外国人の代表者による会社の設立が解禁されました。その結果、日本大企業の100%の独資で、日本人の代表取締役の経営戦略のもとに創られたのが、THE BWB Makatiです。

新興国では、日系企業と現地企業が合弁でなければ会社運営が認められないことが多く、その結果、日本の飲食事業が、現地の企業によってゆがめられることが、多々あります。

THE BWB Makatiは、そのような形態を廃し、日本の飲食大手企業が出資し、URVグローバルグループが、「本物の日本」の食を企画・調理・提供する、画期的な飲食店です。

URVグローバルグループでは、日本の飲食大手の親会社様からの委託を受け、店舗の総合プロデュースの一環として、現地従業員の採用と教育の業務を受注させていただきました。

日本のレベルのホスピタリティと、接客を、料理とともに、フィリピンの現地採用社員を日本に入れて徹底指導する、インターンシッププロジェクトが、こうして動き出しました。

2025年5月から7月。
親会社のプロジェクト担当者の方と、URVグローバルグループCEOの松本尚典は、チームを組み、現地の人材紹介会社から紹介されてくる人材の面接を現地で実施。

4名の幹部候補社員を選定しました。

現地の法律事務所の支援を得ながら、フィリピンの労務に関する法規制に沿った、雇用契約書や、就業規程の整備も進めました。

そして、2025年8月より、現地法人が雇用契約を済ませた社員を、日本に受け入れて研修する準備を進めました。

サービス提供企業

フィリピンから日本への、社員人材受け入れ研修

新興国の外国人を、自社の戦力とするため、日本水準の仕事の教育を、日本に入国させて施すというのは、非常に高いハードルを越えなければできません。

今回のインターンシップの研修対象であるフィリピンの場合、このハードルは、非常に高い国の一つです。

2025年現在、日本人は、30日以内でフィリピンに、パスポートだけで旅行目的の入国が可能です。反対に、フィリピン人は、パスポートだけでは、旅行目的で日本に入国することができません。過去に、多くのフィリピン人が、違法に日本に入国して、違法就労をした経緯から、今は、フィリピン人が日本に入国する場合、入国させる企業がフィリピンに現地法人を持ち、そこから確実に給与が支払われ、企業が実施する研修プログラを日本大使館に届け出た上、日本で営利的な行為を行わないことを保証する身元保証人の日本人が必要です。

今回のプロジェクトでは、URVグローバルグループCEOの松本尚典が身元保証人となり、全員が研修中、不適法な営利行為などを行うことがないように管理することで、日本大使館より、全員が日本の短期滞在を受けることができました。

サービス提供企業

研修生制度など、現業の労働を、選択することができない入国制度を使っても、戦力となる外国人へのインターンシップ教育はできません。

URVグローバルグループでは、フィリピンへの現地法人設立をお引き受けし、フィリピン人を日本人と同様に戦力化する教育プログラムを開発。

現地社員の日本の短期滞在ビザを取得し、日本に現地社員を受けいれて、戦力として英語で日本企業が行う水準の職業教育を実施するプログラムを、独自開発し、保有しています。

外国人入国の海外渡航支援の専門技術と、インターンシッププログラムの連携によって、はじめて、外国人のインターンシップ教育は可能となるのです。

調理の実習トレーニング、日本流OMOTENASHIのトレーニング、日本語の語学トレーニング、そして日本の食文化や日本の酒の実感

海外の現地採用の社員に、日本の飲食業で行われているレベルの「おもてなし」や調理のレベルを実感させるには、完全に、現地のレベルから切り離して、日本で一定期間生活をさせながら、学ばせることが不可欠です。

料理のトレーニング、日本の優良な飲食店でのプロのおもてなしの実感。
これらの実習を通して、基本的な日本語のチカラを高めさせることも可能です。
加えて、日本の研修トレーニングの合間に、主体的な日本文化を感得できる場所をみて回らせるプログラムを組むことによって、日本文化、そして日本の食文化を学ばせることができます。

このような日本での研修は、非常に効果的です。

特に、幹部候補の現地社員に、日本へのインターンシッププログラムを組むことは、インターンシップ経験現地社員に、「選ばれた」自覚を与え、現地社員全員に、「自分も幹部候補になって、日本へ行きたい。」という、目標を持たせることができます。

そして、日本レベルのスキルを持つことを、現地社員全員に目標とさせることができます。

この効果は、現地研修の比ではありません。

一人に1か月。
個別指導形式で3名。
2026年8月から10月までの研修で、ホール責任者・飲み物開発責任者・VIP担当責任者の人材教育に成功し、現地に投入!

THE BWBのプロジェクトでは、現地のホール責任者候補社員を、1人1カ月づつ、3か月にわたり、研修に受け入れました。

そして、ホールでの焼肉の提供方法・お客様への接客サービス・食材の知識・部下への指導ノウハウ・日本の食文化教育などを、経験豊富な専門家がマン・ツー・マンで指導し、同時に、本人たちの適性や過去の経験が「ホンモノ」かどうかの確認も行いました。

新興国では、職務経験があると応募してきて、日本の水準からみると、まったく、使い物にならない人材も多く、また、知識もフェイク情報を覚えていることも多々ありますので、研修とともに、このような診断や適性診断も行いました。

そして、結果的に、3名から、責任者としての自覚も高く、能力も十分な1名を選抜して、ホール責任者として推薦いたしました。

こうして、現地採用社員を、日本で採用するのと遜色ない人材に、選抜・教育を行い、自信をもって、高級店を運営することができる幹部人材を育成することに成功しました。