マインドフルネスの発想を採り入れて、今の幸せを味わおう

記事の筆者

URVグローバルグループ最高経営責任者 兼 CEO 松本 尚典

松本 尚典

Yoshinori Matsumoto

  • URVグローバルグループ 最高経営責任者 兼 CEO
  • 株式会社URVテクノインテリジェンス 代表取締役社長
  • モデル芸能事務所DRISAKU®︎ エグゼクティブプロデューサー

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マインドフルネスという言葉を、聞いたことがありますか?

皆さんは、マインドフルネスという言葉を聞いたことがありますか?

マインドフルネスとは、今という、1つの瞬間に自分の意識を集中することを言います。

ヨガや、瞑想などの実践法を通して、気持ちが辿り着く、一つの領域が、マインドフルネスと呼ばれます。

皆さんは、日常生活を送る中、幸福感を味わっているでしょうか?
多くの方は、忙しい日常の中に追われていませんか?

常に、スマートフォンで、ゲームやSNSに溢れる情報に気をとられ、過ぎ去った過去の出来事や、他人との関係に思い悩み、起きてもいない未来の不安に心を煩わす・・・。

このような状態が、現代人の心の中です。

私たちは、生活の中で、多くの時間を過去や未来、そして他人のことに意識を割いています。

  • 過去や未来、他人との関係への意識を向ける
  • ゲームなどの勝ち負けに気をとられる
  • SNSで他人を匿名で誹謗する
  • 他人から言われなき誹謗を受けて傷つく

このようなことで、心は、大きなストレスを蓄積し、それが過ぎると体調に変調をきたしたりし、最後には、精神に異常をきたしたりします。

皆さん、言われてみると、心当たりがあるのではないでしょうか?

ストレスというのは、例えば、仕事に没頭したり、勉強に集中したりするようなところで、生じているのではありません。先にあげた、過去や未来、他人との関係に心を捕縛され、今を見つめていないことで生じています。

もともとマインドフルネスは、仏教の修行法にルーツがあります。
ただ、現代のそれは、宗教的な傾向を帯びるものではありません。

誰でも、簡単に、しかもおカネをかけることなく実践できる、ストレス解消法であり、幸せな心理状態を編み出す実践法なのです。

生活の中で採り入れられる、マインドフルネスの実践法

マインドフルネスは、ヨガや、瞑想で実践されています。日常的な生活に一線を画して、マインドフルネスを体感したい方は、ぜひ、ヨガが瞑想をしてみることをお勧めします。

DRISAKU®︎モデル花川愛梨、春風カンヌが出演する、オフィスdeヨガストレッチ

出演作品 健康経営ラボ様 イメージモデル・インストラクター
導入事例
株式会社フォーワード様 健康経営ラボ

新しい時代のストレス解消サービス「健康経営ラボ」のインストラクターに、DRISAKU®モデルの花川愛梨、春風カンヌを採用いただきました。
企画・撮影・動画制作・サイト制作まで、株式会社URVテクノインテリジェンスが、トータルでサポートをさせていただきました。

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しかし、マインドフルネスは、日常的な生活の中でも、その意識の持ち方で、様々な生活シーンの中で実践することができます。

ここでは、マインドフルネスを意識することで、今の幸せを味わう生き方の知恵を、いくつかご紹介したいと思います。

幸せな恋愛と、不幸な恋愛

今、恋愛をしている方であれば、その恋愛も、マインドフルネスの実践にも繋がります。

恋愛している相手と一緒にいるとき、その今の瞬間の幸せを味わっていれば、その相手を想っている自分が、マインドフルネスの状態にあると言えましょう。

恋におちたとき、ヒトは、過去や未来などどうでもよいと思い、今、ここに相手と生きている瞬間が、かけがえのない幸せな時と感じられます。

これが、マインドフルネスが齎す幸せな状態です。

このように感じられる相手こそ、恋をするにふさわしい相手なのだと僕は思います。

一方、恋というものは、どうしても冷めていきます。

例えば、恋愛から結婚が現実になってくると、相手の将来や過去が気になりだします。相手と一緒にいる幸福感から冷めると、相手の欠点が目についてきたりします。

不幸な恋愛の状態です。

結婚をして、ハネムーンが終わると、多くのカップルは、もうマインドフルネスから冷めて、相手と一緒にいることが、ストレスになってきます。

それでも現実を直視して、相手と現実の生活をしながら、ストレスと共存するのが結婚かもしれません。

ただ、結婚する、はるかな前の段階で、このような不幸な恋愛の状態に至った場合、その相手とは、別れたほうがよいかもしれません。それは、もう、恋愛としては、不幸な恋愛の状態に至っているのですから。

勉強や仕事に集中する

勉強や仕事を、ストレスなく楽しめるヒトというのは、勉強や仕事が好きなわけではありません。

大量な仕事を抱えた未来を、大変だと、溜息をつく、あるいは、過去の失敗(受験やテストの失敗)を振り返ってくよくよするタイプのヒトは、勉強も仕事もどんどん嫌いになっていきます。

勉強や仕事が好きなヒトというのは、今、未来も過去も忘れ、今、自分の前にある仕事や勉強に集中して、楽しめてしまうヒトです。

まず、今に集中します。

そうすると、成果があがり、面白さが出てきます。面白さが出てくると、更に集中します。

この繰り返しが、勉強や仕事で幸せな気分を味わう、マインドフルネスです。

仕事を、収入をえるために止む無くやっていると位置づけたり、勉強を親や会社からやらされている感覚を持つヒトは、仕事や勉強よりも、他にやりたいことがあるため、集中力が欠けてしまいます。集中力が欠ければ、仕事や勉強の成果はあがりません。だから、更に面白くなくなります。

仕事や勉強に集中すれば、それは、ヨガなどと同様に、マインドフルネス状態に自分を持っていくことができます。

好きな趣味に没頭する

趣味は、今に集中するのに、最もよい活動です。

自分が好きなことを趣味として、それに集中していると、過去や未来・他人から離れ、マインドフルネスの状態になって、ストレスを解消することができます。

ですから、逆に、趣味をヒトと一緒にやることは、マインドフルネスの立場からは、あまりお勧めできません。

釣りに誰かと一緒に行ったり、ゴルフを他人とやる趣味は、結局、他人との関係や、過去・未来を趣味に持ち込み、かえって、ストレスの原因を作ることになります。

趣味は、何をやるにせよ、自分が、自分一人だけの時間、それに集中できるものを選ぶと、マインドフルネスの観点から、良いと思います。

その意味で、僕は、ゴルフをやりません。ゴルフは、他人とプレーをすることでしか成立しないものなので、趣味としてしまうと、ストレスの原因になり、自分にマイナスの効果を生んでしまいます。

勿論、ゴルフを、完全に仕事の一部と割り切るビジネスマンにとっては、ゴルフはよいと思いますが、少なくとも、趣味としては、よくないと僕は、思っています。

ゴルフの代わりに、僕がやっている趣味は、クルージングです。
僕は、東京湾の、あるマリーナに、都内最大級の42フィート船のクルーザーを所持しています。

クルーザーは、車と異なり渋滞がありません。
天気がよく、海が静かな日は、東京湾から太平洋の外洋に乗り出し、一人、操船を楽しむことができます。

夜は、東京港から、東京の夜景を眺めて、考え事に浸ったりすることができます。

このようなマインドフルネス状態に自分をおいて、日頃の激務からのストレスの解放を図っているのが、僕のクルージングという趣味です。

料理や掃除をしっかりやってみる

特別な活動をしなくても、料理や掃除などの家事もまた、それに集中すると、マインドフルネスの観点から、よいストレス解消策になります。

禅では、掃除や料理を「作務」と呼び、坐禅や托鉢などの修行と同じ、重要な位置づけにしています。それは、作務もまた、それに集中することで、坐禅や瞑想と同様の精神的な効果をもたらすからです。

特別な趣味や勉強などを持っていない方は、むしろ、日常的な生活の中で、料理や掃除をしっかりと自分の生活の中で大切にし、その「作務」に集中することで、マインドフルネスの実感を味わうこともできます。

続く

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