グループ企業役員
松本 尚典
Yoshinori Matsumoto
役職
- URVグローバルグループ
最高経営責任者 兼 CEO - 株式会社URVプランニングサポーターズ
代表取締役社長 兼 エグゼクティブコンサルタント - 株式会社URVテクノインテリジェンス
代表取締役 兼 エグゼクティブプロデューサー - 株式会社URVグローバルミッション
代表取締役 兼 香港支店支店長 - URV Global Mission Singapore PTE.LTD
General Trading Division Director - 一般社団法人コネクトライフエイド 理事
プロフィール
- 金融系大手シンクタンクで経営コンサルタント職を経験。その後、社費留学でアメリカに渡り、MBAを取得後、ニューヨークのウオール街で、外資系コンサルタントファームのシニアコンサルタントとしての経験を積む。
米国公認会計士資格をニューヨーク州で取得。
2007年、リーマンショックの前年にアメリカから日本に本拠を移し、日本の大手企業の取締役を数社、経験。
その後、独立し、自分が投資する企業をURVグローバルグループに組織。
その経営を行う傍ら、ライフワークとして、中小企業のコンサルティングを続けている。 - 趣味は、クルーザー。仕事のオフの時には、マリーナの気の合うクルー(プロの乗組員のことです)に操船を任せ、東京湾から太平洋に漕ぎ出し、海の上を漂って、ぼおっとするのが、好きです。まだ、クルーザーでは、伊豆大島までしか航海できていませんが、いつか、装備を整え、技術を磨き、まずはハワイまで太平洋を航海したいという、野望を持っています!
現在、取り組む仕事
夢をみろ!それを「形」にする これが僕の仕事!
“夢をみろ!それを「形」にする”
長年に亘り、僕は、企業の経営コンサルタントとして仕事を続けてきました。様々な業種の企業の経営者に寄り添い、その課題を見極め、解決のために共に力を尽くすのが、僕の「本業」ともいうべき仕事です。
この仕事の醍醐味は、経営者の抱く「夢」を共有し、それを現実の形にして成長を実現させることができる、という点にあります。
お客様である企業の経営者の方々も、また、URVグローバルグループの各企業で働いてくれている諸君も、みな、夢をみていることでは同じです。僕は、このような夢をみる方々とともに、仕事をしています。
夢は、それを見るだけは、「夜の寝床」でもできます。ビジネスで見る夢は、形にしなければ、価値はありません。僕は、毎日、お客様や、URVグローバルグループの諸君とともに、夢を形にするため、現場で汗を流しています。
これが、僕の仕事の原点です。
高い付加価値と、高い生産性の追求
企業とは、川上の企業から材料を仕入れ、自社の中にあるヒト・モノ・カネ・ナレッジ・データなどの経営資源を活用して、プラスの価値を付加し、これを川下に販売する集団です。この価値のことを、経営学では、「付加価値」と呼びます。
この付加価値が、企業の売上げの中で、利益に形を変えて企業に残ります。
僕は、自分たちの仕事で、いかに、高い付加価値をつけるかを、常に考えて、仕事をし、経営をしています。
利益は、付加価値の後についてくるもの。
利益をあげることを優先するのではなく、いかに、お客様に高い価値を、グループの力で付加して提供するか、が重要な点であると考えています。
高い付加価値は、現場の高い生産性によって、はじめて齎されるもの。
グループのすべての経営資源が、高い生産性を維持して稼働を続けられるか、に細心の注意を払い続けることが、僕の経営者としての仕事であると考えています。
グローカリゼーション “Think global,Act local!”
企業が高い生産性を効率的に生みつづけるために、グローバル化は、最早、避けて通れない道です。
生産の効率と質の両立、販売エリアの地域的な拡大、地域経済の減退のリスクヘッジ。このような経営戦略上の課題解決には、グローバルな思考と戦略的行動が不可欠であるというのが、僕の経営理念の基本的なスタンスです。これが、Think Global! の仕事です。
しかし、それは、いたずらに、戦略拠点を拡大し、戦線を拡大することを意味するわけではありません。各地域の特性や、マーケット特性、消費者の志向、政治的・経済的・法的な特性、労働者の志向を徹底的に研究し、地域ごとの優位性を徹底的に活かすことが、重要です。
そのため、僕は、とにかく、世界の各エリアに足を運び、その地域の人々とお付き合いし、話をお聴きし、マーケットを見続けています。これが、Act local! の仕事です。
現場に真剣に向き合う 課題に向き合い、現場の声に耳を傾けて、改善を続ける
そして、課題や不満を認識したら、その瞬間に、それを改善する手を打ち始めます。
課題や問題点を、常に発見し続け、即断即解決できるのが、オーナートップの特権であり、義務でもあります。
僕が観ている企業数や、現場の数は、相当な量にのぼっていますから、問題を保留にしたり、解決を延期し、持ち帰って議論をする暇は、僕にはありません。
未来に向けて、取り組む仕事
未来の人類に必要とされる価値を求め続ける
これから、URVグローバルグループを、どのように発展させていくか?
僕は、それを考え続けています。
その中での、僕の今後の行動指針が、「未来価値開発志向」というキーワードです。
ドックイヤー(犬の成長は人間より速いため、犬の1年は、人間の7年分に相当する、ということから生まれた言葉です)から、更に、マウスイヤー(ねずみの成長は、犬よりさらに早く、最早、1年が7年に相当するというレベルとは比較にならない速さ、ということから生まれた言葉です)へ。
令和時代の企業経営は、「過去の栄光をみている」など、論外。「今をみている」ようでは、たちまち、大企業が仕掛けてくる競争戦略で、僕たちは踏みつぶされていくでしょう。
差別化を図るには、未来を見据え、未来に求められる価値を開発してゆく必要があります。
その意味で、僕は、これから、「未来価値開発志向」という言葉を最も重視し、グループ経営の成長戦略の立案と、事業の舵取りをしていきたいと思っています。
天使のように繊細に、悪魔のように大胆に
経営者の決断は、単なる無謀な思い付きであってはならないと、僕は常に自戒しています。
僕も、これまでの人生で、たくさんの失敗もしてきました。その失敗を思い返すと、それは、本当に自らの未熟さと、浅はかさの結果だと思っています。
しかし、これからの僕は、僕を信頼してついてきてくれる、たくさんのお客様や、各企業の従業員諸君の、生活を支え、夢を実現するための、重い責任を全うしてゆく覚悟をしてゆか
ねばならないと自戒しております。
そのためには、綿密な情報収集分析と熟慮に基づく、天使のように繊細な思考と計画が求められると思っています。
そして、一旦、決断したのちは、悪魔のような大胆さと不敵な行動で、計画を実行に移し、成功の結果を確実に積み重ねる必要があると思っています。
メタナショナル企業グループへの進化
Globalな思考と、Localな行動を続ける結果、URVグローバルグループの拠点は、今後も、世界の各地に大きく拡大と展開を続けていく結果を齎すでしょう。
これらの拠点は、生産・物流・販売、あるいは受注・開発、などの関係を相互にシナジーをもって結合しはじめるでしょう。これが、点と点が線で結ばれる、トランスナショナルといわれる関係です。
そして、この線が各国間で多数引かれると、その線は、線を越えて、面を形成し、「複雑系」の次元の行動に移りだすでしょう。この面の状態を、メタナショナルと呼びます。
僕は、URVグローバルグループのベクトルを、このメタナショナルな状態に進化させることを目指して、今後、一層、Globalな思考と、Localな行動を続けていきたいと考えております。
自立する個 グループの未来を預ける人材の抜擢と育成
僕にも体力の限界があり、命の限界が来るでしょう。その時がきても、尚、URVグローバルグループは、新たなリーダーのもと、その時代に適合した理念をもって、生き続けていかねばなりません。
企業は、オーナー経営者の限界を超え、生き続けるゴーイングコンサーンでなければ価値がありません。そのような企業グループでなければ、僕が自分の人生をかけて、構築する社会
的意味も、また、ありません。
僕は、次世代のURVグローバルグループを担う、自立した「個」を抜擢し、リーダーとして、育成を続けていきたいと思っています。
僕にない能力を持つ、尖った人材を求め続け、更に、彼ら彼女らが、僕を追い越し、追い抜いていくために、僕は、経営コンサルタントとしての自分の能力をかけて、次世代のグループ経営者を抜擢・育成を続けていきたいと考えています。