■DRISAKU®モデル 対談
DRISAKU®エグゼクティブプロデューサー
松本 尚典
愛梨と松本の出会い
松本:愛梨と僕は、愛梨が前職で務めた大企業で、僕が役員をしていたことが出会いのきっかけだったよね。かれこれ、もう、職場の仲間として知り合ってから、もう少しで10年たつね。
愛梨:本当に。
会社員時代から、私が、Webデザイナーとして独立をするときに、松本さんは、既に、前の会社の取締役を退任されて、URVグローバルグループを作っておられました。そこで、独立のアドバイスなどを、親身になって御相談にのっていただき、私が独立できました。
そして、独立後も、たくさんのURVグローバルグループのマーケティング支援のお仕事をいただき、経営コンサルタントが本業の松本さんと一緒に、チームを組ませていただいて、本当に、素敵な中小企業様の売上をあげていく仕事を、ご一緒にさせていただきながら、たくさんのことを勉強させていただきました。
サラリーマン・デザイナーだった私が、自分で何でもやらなければならない独立事業者に脱皮していく中で、時には優しく、時には厳しく、松本さんの知見をご指導いただきました。
そして、今は、独立事業者としての仕事を続けながら、URVグローバルグループのマーケティング支援事業のデビジョンヘッドとしての、責任ある立場に立たせていただき、多くのスタッフやパートナー企業様を統括するお仕事もさせていただいています。
本当に、お世話になっています。
多彩な顔をもつ、マルチワーカー 愛梨
松本:そして、今は、愛梨のライフワークでもある、ダンサーという活動に着目させていただき、URVグローバルグループのエンターテイメント事業も、率いていただいています。
僕自身も、経営コンサルタントというライフワークからスタートして、現在、URVグローバルグループでは、合計10の事業を展開している関係上、多様な業務を同時並行でこなしているけど、愛梨も、また、トップである僕に似て、多様な顔をもっているよね。
独立後に、今の御主人とご結婚され、子育ても順調で、家庭も大切にしています。
そして、自分自身の仕事と、URVグローバルグループで、僕が無茶振り(笑)する仕事。
お客様の経営者とのお打ち合わせ。
Webの制作だけでなく、プロ写真家や映像事業者の方々の撮影プロデュースから、イラストレーターの方々とのプロデュース。紙媒体の制作物のデザイン。そして、インタビュー取材まで。サラリーマン時代だと、会社からくる仕事を淡々とこなしていたと思うけど、今は、本業も、すごいマルチに広がっています。
まあ、愛梨の仕事を、そこまで、広げさせたのは、僕だったりしたんだけど(笑)。
愛梨:最初は、本当に大変でしたが、結果的に、独立してから、本当に仕事にやりがいが出てきました。自分のアイデアと、自分の手で、すべてを創り上げていくという充実感が、素晴らしいと実感しています。
松本:そして、その本業に加えて、愛梨が、ライフワークというか、本当に大好きな、ダンスという活動や、Webデザイナーという「肩がこる」仕事の中で出会ったヨガの講師という活動など、本業と両立していますね。
あなたは、素晴らしい、マルチタスクの人材に育ったと、僕は、とても、感心しているのですよ。
マイケルジャクソン(以下、MJと称します)との出会い
松本:さて、そのダンスの活動と、それに出会った、子供のころのことをお聴きしますね。
愛梨は、とにかく、MJが大好きで、それで、前職のサラリーマン時代から、MJのインパーソネーターの方のバックダンサーとして、活躍をしていたじゃない。
前職の会社は、副業や会社外活動に、理解が少ない会社だったから、愛梨も、目立たないように活動していて、役員だった僕も、ずっと、愛梨がそのような会社外活動をしていることは、知らなかったんだよね。
MJは、子供のころから、大好きだったんでしょ?
愛梨:はい、そうなんです。3歳のころ、MJのスリラーメイキングの映像をみて、それを、それこそ、「レコードが擦り切れるほど」観ていたと、母が話してくれます。
物凄く、一つのコトに熱中するタイプの子供だったようです。
その後、ジャズダンスのレッスンに母が通わせてくれて、バレエとも出会いました。
松本:MJのどんなところが、子供心に惹かれたのかな?
愛梨:感情を表に出して、表現でそれを伝えるチカラが、MJは凄いんです。そこに惹かれたんだと思います。
松本:それで、高校のとき、ダンスの大会で優勝するまでになった。
愛梨:高校生のミスダンスドリルという、大きな大会で優勝しました。
松本:それで、ダンスのプロとして生きていこうとは思わなかった?
愛梨:私、そこが、現実的なんだと思います。ダンスは、とても好きなので、生涯、続けていきたいのですけれども、やはり、厳しい世界で、ダンスで食べている方々が、かなり苦労をされているのを見て。
それで、大学は、Webデザインを専攻しまして。現実的に、手に職をつけたわけです。
松本:MJのインパーソネーターの方のバックダンサーをはじめてから、ちょうど、MJが亡くなり、日本では、2009年あたりに、MJブームが来るよね?
そのころは、会社員だったわけだけど、大変だったでしょう?
愛梨:それはもう、本当に大変でした。
チームで、深夜集まって、夜、徹夜でレッスンをし、朝方に終わって、マンガ喫茶で仮眠をとって、会社に行くようなこともしていました。若かったんですね、きっと(笑)。
今は、絶対できません!
モデルの仕事への挑戦
松本:それで、次は、モデルのお仕事のことを伺います。
僕が、URVグローバルグループの事業として、エンターテイメント事業に進出し、ホールディングス会社である、株式会社URVプランニングサポーターズの子会社として、株式会社URVテクノインテリジェンスを、2020年に設立して、エンターテイメントを事業化しました。
同社のエンターテイメント事業は、モデル芸能事務所プロジェクトや、イベント企画運営プロジェクトなど、今後、発展させていく事業計画です。
そして、愛梨が、本業として、チームを率いてくれているマーケティング支援事業も、株式会社URVテクノインテリジェンスに事業を承継して、エンターテイメント事業とのシナジーを追求し、DRISAKUを創業しました。
愛梨は、DRISAKUのサイト制作や、SEOを自ら担当してくれて、事業を創業してくれています。そして、同時に、出演モデルとして、他のモデルさんのプロデュースまで含めて、担当いただいています。
今回、僕が、モデル事務所に進出するぞ、と旗をあげたところで、その所属モデル第一号に、愛梨に、名乗りをあげてもらいました。
今度は、企業の広告を制作するところから、自分で出演しちゃうところに、出ていってもらったわけですが、今回、どうして、モデルの仕事に取り組むことを決めてくれたの?
愛梨:私は、ダンサーとしては、珍しく、自己主張があまり強くないタイプなんです。協調型のタイプです。
松本:芯は、通っているけどね。
愛梨:松本さんに、そういっていただくと、嬉しいです。
そんな自分の「よさ」もあるかなあと、感じまして、それを企業様の広告に出演をさせていただく中で、演じたいなあと思ったのです。
癒しや、ストレスフリーの生活の演出など、自分が得意な分野のイメージの発信が演じられると思ったんです。
松本さんが、モデル一人一人の個性を大切にされて、そのイメージを発信できる仕事を、それぞれのモデルに適材適所でふっておられる、そのやり方にも、共感したんです。
それなら、私にも、表現できるイメージがあるのではないかと。
松本:なるほど。愛梨は、本当に、優しいイメージを、存在すべてで表現できるモデルだよね。母親になって、それが、更に、よい磨きがかかったと思います。
優しさや、癒し。
そして、愛情などを感じる表現を、しっかり発信できると思います。
演じる、というよりも、それが、愛梨の存在そのもので、愛梨のすべてから、それが、滲みだしているところが、あなたの素晴らしい点です。
是非、その強みを発揮できる仕事を、しっかりと実績として積んでいきましょうね。
生き方のポートフォーリオは、それ自体が、幸せの手段ではなく、目的だ
松本:最後に、僕から、愛梨に今後の活動に向けた、アドバイスです。
愛梨は、今、おそらく、他の女性の方々から観たら、とても羨ましがられる、充実した生活をしていると思います。
ご主人と素敵な家庭を築き、お子さんにも恵まれている。ご主人のご両親とも、自分の実家とも、とてもよい関係を作っています。そして、友達にも、恵まれています。
本業のWebデザイナーとしての仕事で独立し、URVグローバルグループの仕事を含め、仕事で頑張ったら、頑張っただけ、収入も増えています。
そして、ライフワークとして、自分が子供のころから大好きだったダンスや、仕事をはじめてから出会ったヨガも続け、そして、モデルとして、女性の輝きにスポットライトを浴びています。
こう僕が話をしたら、読者の方から、愛梨の生活は、羨ましがられると思います。
勿論、愛梨にも、大変なことはたくさんありますね。僕は上司として、それをよくわかっています。
しかし、是非、今の、愛梨の「生活のポートフォーリオを崩さずに続けてほしい」と僕は願っています。
僕は、銀行系のシンクタンクや、外資系金融コンサルティングファームで長く仕事をしてきたので、これまで多くの資産家の方々の資産構築や運用をアドバイスしてきました。
資産家が運用するポートフォーリオを、「豊かになるための手段」だと捉えているうちは、その人は、本当の資産家ではありません。
ポートフォーリオというのは、資産を国内債券・海外債券・国内株式・海外株式や、各国の不動産などに分散投資して、資産を保有することを言います。
資産というのは、「おカネ」や「預金」だと思っているヒトは、実は、全くのお金持ち、資産家ではないのです。
何故なら、おカネ、日本においては日本円ですが、それは、簡単に価値が変動してしまうものです。インフレが進行したり、為替が円安にふれたりすれば、その価値はどんどん減少してしまいます。おカネは、資産としての流動性が高い分、非常に、移ろいやすく、喪失しやすいものです。お金だけを持っているうちは、「お金持ち」ではないんです。
よって、自分が生活や贅沢で、おカネや預金を保有するというヒトは、単に、生活のための資金があるだけで、資産家の部類には入らないのです。
インフレとデフレ、為替の円高・円安、日本の財政の推移、大地震やコロナなどの災害など、あらゆる事態が起きても、価値を保たせる手法が、資産の分散投資、つまり、ポートフォーリオの構築です。
従って、ポートフォーリオは、資産家の手段ではありません。ポートフォーリオを維持すること、それ自体が、資産家であること。つまり、ポートフォーリオは、それ自体が、資産家の目的、そのものなんです。
リスク投資である株式にアクティブ投資を傾けたり、不動産の投機的な売買を行っているレベルのヒトは、単なる、資産家だと自己顕示をしたいだけのヒトであって、資産家とはいえません。そのような行動は、資産を一瞬で崩壊させてしまいます。極めて、リスキーな行動であって、本当の資産家は、そのような行動はとりません。
女性の幸せも、これと同じです。
現金だけを持っていても、資産家になれないように、女性の幸せも、特定のポジションだけでは成り立ちえません。
家庭だけ、結婚だけ、子育てだけに集中してしまうことは、女性の人生にとって極めてリスキーな判断です。一方で、女性が仕事だけで、家庭を作らないことも、これも、リスキーな生き方です。女性の会社員が、自分の会社の仕事だけに集中して、副業を持たないことや、独立なんて一切考えないことも、これもまた、リスキーです。
本業の自営業者としての仕事、企業の仕事、家庭、趣味、そしてモデルとしての魅力の発信。
これらのすべてをバランシングして、ポートフォーリオを維持することこそ、幸せの条件であり、それ自体が、幸せの姿なのです。
維持することは、大変かもしれないけど、挑戦し続ける価値があります。
令和の時代の、女性の幸せな人生それ自体の姿が、愛梨の今の生活の中にあると思いますよ。
頑張りましょう。期待しています。
対談 2021年12月実施
DRISAKU®モデル 花川 愛梨のプロフィールはこちら
DRISAKU®モデル 花川 愛梨(Airi Hanakawa)
瞑想やヨガの指導者でもある愛梨は、メンタルの面でも抜群の安定感があるモデルの一人です。
小学校の時代から続けたバレエやダンスで鍛えた、フィジカルなセンスも非常に高く、身体の柔軟性や、スピード感のある演技の対応力も、抜群です。
理解力や想像力も豊かで、記憶力もよく、クライアント様のご依頼や自らの役割を、的確に認識し、演じることができる頭脳派モデルの側面も持っています。
花川 愛梨のプロフィールの詳細はこちら
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~撮影に向けて、企業のお客様が求める最高のイメージを創ることが、私のモットー~
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