1. HOME
  2. 実績紹介
  3. 経営支援事業
  4. 株式会社日独フットボール・アカデミー

WORKS

実績紹介

経営支援事業

株式会社日独フットボール・アカデミー

ドイツの強豪サッカーチームの指導法を日本に採り入れた、画期的なサッカースクール企業の、経営改革に成功。
資金・ヒト・ノウハウの革新の実行に、ご支援をいただきました。

株式会社日独フットボール・アカデミー
代表取締役社長 西松 文章 様

支援を受けるきっかけ

私は、大阪のユニバーサルスタジオ・ジャパンにて、その立ち上げから関わった企画マンとして、長年、同社に勤務し、定年退職を致しました。

退職前から、ドイツ式のサッカー指導の合理性に魅力を覚え、若者を欧州の強豪サッカーチームのプロ選手に育成する事業に、第二の人生を賭けたいという強い想いで、定年退職後、株式会社日独フットボール・アカデミーを創業しました。

私自身、サッカーは大好きではありますが、現役時代、スポーツに関連する仕事を経験したことがありませんでした。そこで、スポーツの業界や、欧州サッカーチームに人脈を持つ、人たちの数人に役員に入っていただき、あるドイツのサッカーチームと提携を結んで、日独フットボール・アカデミーを立ち上げ、サッカーアカデミースクールを開校したのです。

それから数年後。
私は、経営に悩みを抱えていました。

創業融資で借り入れた資金の返済や、アカデミーを運営する固定販管費など、アカデミーを維持する上で必要な売上収入は、生徒さんからいただく収入によるわけです。しかし、サッカーアカデミーとして、家庭から受け取る月額費用の合計では、これらの経費を賄いきることができず、私は、自分の退職金などを、事業に注ぎ込んで、スクールを運営していました。

一方、役員に迎え入れた方々は、スポーツ業界では、強い人脈をお持ちの方々でしたが、アカデミー生の獲得など実際の経営には無策で、私は、一人で、現場で奮闘をしているような状態にありました。

そのような中、東京商工会議所の交流会に参加し、そこで、株式会社URVプランニングサポーターズの松本社長と出会いました。この交流会への参加は、私が経営の現状を打開するために異業種の方々との繋がりを作ることでした。

最初のご縁は、同社が運営されている、企業経営情報オウンドメディア 辻説法かわら版に、私のインタビューを掲載していただくことになり、松本社長が、弊社に取材に見えられた、ことからでした。

この取材がきっかけになり、松本社長に、私の経営上の悩みのご相談をしたことから、私は、株式会社URVプランニングサポーターズのお力を借りて、弊社の経営上の課題を解決する道を選択しました。

日独フットボール・アカデミーの課題

さて、URVプランニングサポーターズの、弊社担当のコンサルタントの方に着いていただき、月に2回の割合で、カンファレンスがスタートしました。

カンファレンスでは、弊社の財務状態や、資金繰り。更に経営方針や、今後の目標、そして私が、日独フットボール・アカデミーにかける「想い」など、順次、ヒアリングが行われました。その中で、会社がコンサルタントの方の前で、丸裸になっていきました。

私自身も、それまでの経営の中で、心の中で考えてはいたものの、日常の忙しさの中で、しっかり見つめなおすことができないでいた、様々な弊社の課題を、私もコンサルタントの方と一緒に直視することになりました。

資金繰りの課題というは、企業としては、勿論重要なことではあります。しかし、その資金繰りに課題を発生させるまでに、本当に日独フットボール・アカデミーにとって、重要なことに、資金が有効に投入されてこなかったことに問題があると、私は気付きました。

例えば、ドイツのサッカーチームとの提携についても、それが、本当に、アカデミー生にとって、有意義なソリューションになっていたのか?

欧州で活躍するプロ選手の育成という目標を掲げて、サッカー指導とともに行っていた、語学教育が、本当に、欧州のプロ選手を育成できるレベルのものだったのか?

そして、日独フットボール・アカデミーの選手たちの活躍や指導内容の優れた点を、新たに、サッカースクールを探している子供たちや、ご両親に、きちんと情報発信され、アピールすることができていたのか?

つまりは、資金の課題というものは、これらの非効率性の「結果」であって、その課題を発生させる過程で、日独フットボール・アカデミーの経営に、不十分な点があったのではないか、ということに、私は明確に気づきました。

この「気づき」を基礎に、私は、取締役のメンバーを集め、この不十分な点の解決を目指したいと、語り掛けました。

しかし、残念ながら、彼らから出てきた話に私は失望しました。責任はすべて社長である私にあって、自分たちには責任はない、資金の課題は、社長である私が自分の財産をすべて処分してでも解決して、自分たち役員にはこれまで通りの役員報酬を払い続けるべきである、といった内容を、役員全員で申しあわせ、私に臨んできたのです。

責任は、勿論、社長である私にあります。しかし、役員が、真剣に現場での仕事に取り組まず、単なる人脈のつなぎだけで、アカデミー生が支払った費用から役員報酬をとり続け、会社のために動こうとも、動く知恵を出そうともしない、現実を、私は直視をせざるをえませんでした

私は、これを、URVプランニングサポーターズの松本社長に、率直に打ち明けました。

松本社長のご指摘は、非常に厳しいものでした。

いかに、サッカー界や、欧州のチームに人脈があろうとも、そのような方々を役員にしたまま、組織は改革できない、と、松本社長は、同じ経営者という目線で、私が社長としてのとるべき道を、説かれました。

誰のための会社なのか?

もちろん、それは、アカデミー生が、世界に通用するプロ選手になるという、将来の夢の実現のため。
そして、そのアカデミー生を現場で指導するコーチが、よい仕事をして力を発揮するため。

その会社の存続理由に立ち返ったとき、今の組織では、これは実現できないと、私は思い至りました。

組織改革へ

まず、私は、会社の代表者として、資金繰りの責任をとるため、大阪にあった自宅マンンションの売却を決意し、日独フットボール・アカデミーの自己資本を増やし、再生資金にあてることを決断しました。

定年退職を迎えた私が、自宅を売却するということは、本当に、背水の陣ですし、妻も、当然のことながら、非常に心配しました。

松本社長は、そんな私の事情にも配慮され、私の大阪の自宅まで、わざわざ東京からお越しいただき、妻を含めた3人での話し合いも、もってくださいました。

そして、私は、私以外の取締役全員に退任をしてもらうことに致しました。そして、新たに、主力コーチと欧州のみならず国内のサッカークラブ運営に精通する人に、経営に参画してもらうこととし、その後の経営を、私と共に行うことにしました。そして、退任する取締役が繋いでくれたドイツのサッカーチームとは提携を解消する決断を致しました。

西松文章社長(左)、日独フットボール・アカデミー ゼネラルマネージャー 祖母井 秀隆氏(右)

株式会社URVプランニングサポーターズのマーケティング支援事業の責任者の花川さんに、弊社のご担当についていただき、弊社のサイトの制作を根本的にやり直しました。また、そこで発信するコンテンツについても、弊社で取材を担当いただく方に依頼し、チームの活動を、写真や文章で発信を開始しました。

今後の方向性

これらの発信の成果がでて、新たにスタートした練習体験会には、参加の申し込みが頻繁に来るようになりました。

本年、ドイツに、私が直接訪問し、新たなチームとの提携の商談も、今度は、ヒトに任せるのではなく、私自身で取り組み始めました。本当に、アカデミー生のためになる、実のある提携の商談が、今、進んでいます。

加えて、今は、タイのサッカーチームとの提携の商談も進みはじめました。欧州とアジアを結ぶ、その名の通り、グローバルなサッカー指導アカデミーの仕組みの構築に着手しました。

この原稿は、世界がコロナ問題に陥った最中に、執筆しています。

この問題は、集団プレーを要するサッカーに、大きな不安を与えています。しかし、寧ろ、弊社では、URVプランニングサポーターズのアイデアを導入し、他の企業が行っていないドイツのコーチからの遠隔指導システムや、より強い選手の力を引き出すパーソナル指導システムを編み出す、チャンスだととらえています。

今後も、弊社は、世界にサッカーで羽ばたく夢を抱く世界の子供たちのために、新たな指導ソリューションを生みだし、進んでまいりたいと思います。

今後とも、URVグローバルグループの幅広いお力をお借りすると思います。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

COMPANY INFORMATION

株式会社日独フットボール・アカデミー

株式会社日独フットボール・アカデミー

〒162-0832
東京都新宿区岩戸町17番地 文英堂ビル8階
https://jgfa.co.jp/

関連する事業

実績紹介